シアトルぐらしのソフトウェアエンジニア

シアトルで暮らすソフトウェアエンジニアが、海外生活についてお届けします。

シアトルでのアパート探し(契約編)

アパートの物件探しについては以前に書いた記事を参照ください。

seattle-life.hatenablog.com

 

今回は住む物件を決めたあと、実際に入居するまでの実例を紹介します。

アパート契約の流れ

今回は大手不動産会社の物件に住むことにしたので、形式の整った手続きで契約・入居となりました。これが個人で大家をしているような物件に住む場合であればまた異なるかもしれません。

契約・入居までの流れはおおむね次のとおりです。

  1. 物件を決め、申込みをする
  2. 入居審査が行われる
  3. 契約書を受け取り、サインする
  4. 賃貸保険に加入する
  5. 初期費用を支払い、入居

順を追って見ていきましょう。

物件を決め、申込みをする

日本と同じように、物件を決めて入居する意思表示を行い、入居申し込みをすることが第一歩です。日本と異なるのはこの時点で申込み費用が発生し、キャンセル時には返却不可となることです。入居者一人に付き数十ドルというのが多いようでした。入居申し込みの際に身分証明書なども提出します。アメリカに来たばかりであればオファーレター、そうでなければ過去3ヶ月分程度の給与明細も審査のために要求されます。

私が契約した物件は大手会社だったためか、申込みはwebから行いました。と言っても内見のときに担当者の目の前でやったので、半分対面です。必要項目を入力して、クレジットカードで費用を支払い、申込み完了です。申込みの時点では契約書の本体は見ませんでしたが、契約の条件、費用などについてはよく確認しましょう。

シアトルでユニークなのは下水道接続費(Sewage treatment capacity charge)が毎月数十ドルかかるところです。これは建設された年によって異なり(基本は新しいほど高い)、15年で支払いが完了します。意外と大きな金額で、契約書をもらってから存在を知って驚きました。物件によっては光熱費が家賃に含まれていることもあるそうなので、念のため聞いてみると良いでしょう。

入居審査

入居審査は通常SSNに紐づくクレジットスコアなどをベースに行われるようですが、私は渡米直後だったのでSSNを持っていませんでした。そこで、雇用主や年収を証明するオファーレターをもとに審査が行われました。この際、信用が十分でないと追加のdeposit(敷金)を要求されたりするようです。シアトルでは海外から移り住んでくる労働者が多いので、その対応に慣れているようでした。「AmazonMicrosoft のような大手企業がどんどん外国人を採用するので、外国人労働者は全く珍しくない。それなりの年収があればまず大丈夫」とも言われました。

私の場合は通常400ドルのdepositで良いところ、追加で1ヶ月分の家賃相当額が必要になりました。非常に大きな差額ですが、東京の2ヶ月が相場の敷金と比べるとそれでも安く感じてしまいました。

入居審査にかかる時間はまちまちでしょうが、私はアパート見学が終わったあとその場で申し込んだため、すぐに係の人が審査結果を出してくれました。申込書の記入開始から時間にして1時間ほどの手続きで、アパートが押さえられ、入居可能な状態になりました。

契約書の受け取りとサイン

入居審査が完了したのち、数日で契約書が送られてきてサインをすることになります。ここは日本と異なり、 Adobe の Docusign で PDF が送られてきて、電子的に手続きが全て行われました。

日本のアパートの契約書は数ページから長くても十数ページのことが多いと思いますが、私が受け取った契約書一式は64ページありました。案内ページやチェックリストなどもあるので、すべて文字というわけではありませんが、なかなかの分量です。がんばって読みました。

私の契約した会社は全米アパート協会(National Apartment Association)の雛形契約書をそのまま使っていたので、強調されているところや自由記入欄に注意して読みました。全米アパート協会の標準契約書は次のようなフォーマットになっていて、空欄を埋めていく方式です。カスタムの契約書の場合には注意が必要でしょう。

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全米アパート協会の契約書雛形

賃貸保険に加入する

大手不動産会社であれば、加入の条件として賃貸保険(renters insurance)への加入が義務付けられていると思います。そうでなくても後々のトラブルを考えると加入がおすすめです。

申込画面で不動産会社が提携している保険会社を勧められましたが、非常に割高でしたので自分で探すことにしました。アメリカは州によって使える保険会社が異なります。ニューヨークなどであれば Lemonade がよくおすすめされているようですが、ワシントン州では契約できませんでしたので、私は何社か見積もりを出して最終的に State Farm にしました。選んだ基準は安かったことと、ネットでの評価が高かったことです。

保険に加入するときには、必要な賠償責任金額などが指定されると思うので、条件を確認しましょう。また、私の場合は不動産会社を party of interest に指定するように言われました。これは契約内容の変更、解約などが行われたときに通知が行くようにする仕組みのようです。指定通りの連絡先を保険会社に伝えれば大丈夫です。

保険業界の慣習だと思いますが、webで見積もりを出すとすぐに営業担当から電話がかかってきます。契約準備ができていなければ「複数社比較しているので申し込むときにはこちらから連絡する」と伝えて待ってもらいましょう。最終的な申込みのときは、電話口で口頭でクレジットカード番号を伝えることで料金を払いました。

保険の契約証書のコピーを不動産会社に提出すれば手続き完了です。

初期費用の支払いと入居

私の物件では入居の前日までに初期費用(初月分の家賃とsecurity deposit)を払うことが条件でした。支払いは専用のページから行うのですが、銀行引き落とし以外だと手数料がかかることもあり、銀行引き落としにしました。Auto Payという毎月の自動支払いを有効にしておくと払い忘れが無くて助かります。契約書には4日以上の遅れで自動的に債権回収会社に引き渡され、追加の手数料かかるとありました。十分注意しましょう。

入居日が決まったら、下記のような手続きをしておくとスムーズだと思います。

  • 引っ越し会社へ荷物搬入の連絡
  • インターネット接続の加入手続き
  • USPS(郵便局)への転居連絡
  • 会社への連絡

私の物件の場合は電気・ガス・水道の手続きは不動産会社が代行してくれました。また電気は直接支払いですが、ガスと水道に関しては不動産会社を経由して家賃と一緒に支払うので、手続きも不要でした。

入居のときに、日本と同じく立ち会いがあります。すでに付いている傷や故障などをきちんと確認し、チェックリストに記入してもらい退去のときに請求されないようにしましょう。また不具合に関してはきちんと直してもらいます(これは内見のときに直してもらえるか確認しておくと良いでしょう)。

以上がアパートを決めてから入居するまでの流れです。日本と大きく違うのは契約書周りと電気・ガス・水道などの手続きでしょうか。順を追っていけば難しいところは無いものの、書類が多くて大変でした。入居時のひと頑張りが入居中と退去時のトラブルを防ぐと思ってがんばりました。

アメリカで買える花粉症・アレルギーの薬

注意: この記事はあくまで個人の体験談であり、医療機関の受診や専門家からの情報の代わりになるものではありません。また、特定の医薬品を推奨するものでもありません。

日本で手に入る花粉症の薬は多くが処方薬で、私は毎月耳鼻科に通院して処方箋を書いてもらっていました。アメリカでは多くの薬がドラッグストアでOTCドラッグとして購入可能です。ジェネリックとして手に入るものであれば非常に安いです。

このページでは日本で手に入る薬がアメリカのドラッグストアで購入できるのかについて解説します。効用などは薬剤師、医師などの専門家にご相談ください。

書かれている情報は2019年3月現在の個人の調査に基づいています。

OTCとして入手可能

クラリチン (Claritin)

一般名(ジェネリック)はロラタジンです。英語ではLoratadineと書きます。日本と同じく、アメリカではOTCで購入可能です。ドラッグストアに行くと一番目立つところに置いてあり、各種プライベートブランドも充実しています。

Amazon で探すと、安いものだと365錠入り13ドルというものもありました。最も安く手に入る第2世代抗ヒスタミン剤の一つだと思います。

ザイザル (Xyzal)

一般名はレボセチリジン(Levocetirizine) です。日本では処方薬ですが、アメリカでは2017年にOTCとして承認され、ドラッグストアで購入可能です。ジェネリックも売っているのですが、今のところ先発薬とあまり大きな価格差は無さそうです。

新し目の薬なので高いです。Amazonでは80錠入りが27ドル程度で購入できます。1年間毎日飲み続けると130ドル程度ですね。

ジルテック(Zyrtec)

日本では2019年3月現在処方薬のみですが、アメリカではOTC薬としてドラッグストアで購入できます。一般名はセチリジン(Cetirizine)です。

ジェネリックを購入した場合はザイザルと比べると相当に安く、Amazonで365錠入り16ドル程度というものもありました。先発薬はかなり高く、ザイザルと比べても割安感がありませんでした。

アレグラ(Allegra)

日本ではOTC薬としても承認されているメジャーな薬ですが、アメリカではクラリチンのほうが棚の目立つところにあることが多い気がします。一般名はフェキソフェナジン(Fexofenadine)です。

Amazonジェネリックが180個30ドル程度です。クラリチンより割高のようですが、もし日本で飲んでるものと同じものを続けたいと言うときにはドラッグストア、通販で入手可能です。

OTCとしては入手不可能

アレロック

日本ではかなりメジャーな薬ですが、アメリカではドラッグストアでは売っていません。調べた感じでは処方薬も目薬ばかりがヒットしました。

デザレックス

アメリカでのブランド名はClarinex、一般名はDesloratadineですが、2019年3月現在OTCとしては手に入らず、医師の処方が必要です。

タリオン

日本ではメジャーな薬ですが、アメリカでは処方薬としてのみ入手可能です。調べた感じでは目薬ばかりがヒットしました。

ビラノア

日本で手に入る処方薬ですが、アメリカでは2019年3月現在FDAにより承認されておらず、入手できません。

HSA/FSAを使う

アメリカの医療保険によっては、HSA、FSAといった税優遇措置のついた医療費口座を開設することができます。これらの花粉症・アレルギーの薬は医者の処方箋があればHSAやFSAから支払うことができるようです。

私はかかりつけ医に処方箋を書いてもらいました。処方箋を書いてもらうのですが、薬局で処方薬を買うわけではなく、実際に購入するのはOTC薬になります。

詳しくはIRSの解説を参照してください。

ワシントン州の免許証取得(日本の免許がある人向け)

アメリカでは日本の国際運転免許証(正式には国外運転免許証)で運転をすることができるので、入国後しばらくは免許を取らずに運転することができます。期間は州によって異なりますが、ワシントン州の場合は住民となって30日以内にワシントン州の免許を取らねばなりません。

日本の免許を持っている場合には、ワシントン州の免許取得の際、実技試験と筆記試験が免除になります。つまり視力検査だけですぐに免許がもらえます

免許証には通常免許(standard)とエンハンスド(EDL)の2種類がありますが、アメリカ市民でない人間が取れるのは通常免許のみです。通常免許では、単体の身分証明書としては2020年10月から国内線の飛行機に使えなくなります。別途パスポート、グリーンカード労働許可証(EAD)などを使うことになります。

免許取得までの手続きは次のとおりです。

領事館で免許証の翻訳をもらう

シアトルにある総領事館で、免許証の翻訳を作成してもらいます。正式な名前は「自動車運転免許証抜粋証明」です。発行には19ドルの手数料(2019年1月現在)がかかり、現金で払う必要があります。

申請には特別なアポイントメントは必要なく、直接領事館に出向いて手続きを行うと、1,2日で完成したという電話があります。休館日アメリカの休日と日本の休日を足して割ったような感じなので、事前に確認してから出かけましょう。昼休みもありますので開館時間にも注意です。

なお当然ですが日本の領事館なので日本語が通じます。

www.seattle.us.emb-japan.go.jp

住所を証明できる書類を入手する

ワシントン州の免許には、ワシントン州に居住しているという証明が必要です。すべての一覧はDOL(免許オフィス)のページから確認できますが、日本から仕事で行く人が使えそうなものは次のようなものでしょう。

  • USPSの住所変更確認通知
  • 公共料金の請求書(ガス、電気、上下水道、固定電話、テレビ、インターネット)
  • 州や連邦政府からの郵便(2ヶ月以内のもの。SSNの確認が来てればそれが使えます)
  • 雇用主の名前、電話番号、住所が書かれた給与明細(2ヶ月以内のもの)
  • 社宅や寮などから発行された入居証明書

私はインターネットの請求書を使いました。なお、配偶者の名前が無かったので、結婚証明書(または戸籍謄本の翻訳)も要求されました。

その他必要書類と費用

日本の免許証の原本、パスポート、ビザ、そしてI-94のコピーを持っていきましょう。費用は免許証の種類によって異なりますがおおよそ$90ぐらいです。支払いには現金、小切手、デビットカード、クレジットカードが使えます。現金と小切手には手数料がかかりませんが、デビットカードとクレジットカードには手数料がかかります。

写真は現地での撮影ですので不要です。

インターネットでの事前申し込み

インターネットで事前に必要事項を入力しておくと、当日の手続きがスムーズになります。これをしてないと、当日の窓口で口頭で内容を答えることになります。

www.dol.wa.gov

必要事項には、住所氏名年齢性別などの個人情報のほか、身長体重目の色などの見た目の情報があります。事前にメートル法からフィートインチ、ポンドに変換しておきましょう。当日別に体重計に乗るわけではなかったので、そんなに神経質にならなくても良いと思います。SSNを持っている人はここで入力しますが、SSNは無くても免許証は取得できます。当日持っていく必要書類も選ぶよう指示がありますので、画面のとおりに選択します。

当日の流れ

シアトルにはDOLは2箇所ありますが、ダウンタウンが一番便利だと思います。入り口が少しわかりづらいですが、Spring St沿いに看板と入り口があります。

goo.gl

訪問時間ですが、午前8時半開館後すぐに行くのがおすすめです。ひどいと入り口の外まで列があって、数時間待ちます。待ち時間はWebでリアルタイムに確認できます。空いていると30分程度です。

入ったらまず引換券を取ります。そして、呼ばれたら7番8番の窓口で書類の確認と写真撮影があります。通常は画面に呼ばれている番号が表示され、その通りに行けば大丈夫ですが、窓口の進み具合によっては「140番から150番の人は並んで!」というふうな感じで一度に呼び出されます。その場合は指示通り一列に並びましょう。

その後1番から6番の窓口で呼ばれますので、書類を提出します。ここで個人情報の確認が行われ、視力検査をします。視力検査は日本とは異なり、アルファベットの文字を読み上げる方式です。「上から何列目」というふうに指示されますので、一列に並んでいる文字を順番に読みましょう。その後左右の目が見えているかランプが点滅して確認されますので、 left または right というふうに点滅してる方向を答えます。

次に画面で作成される免許の内容確認があります。個人情報が正しいか、取得する免許の種類があっているか確認しましょう。普通免許だけの人は大丈夫ですが、二輪の免許を日本で持っていて、ワシントン州の免許に移したい人は必ず二輪免許も付けてもらうようにしましょう。二輪免許は 2-wheel endorsement と言います。私は最初は抜けていたので、その場で指摘して付けてもらいました。

内容に間違いがなければ署名します。この署名は免許証に転写されます。その後手数料を支払いし、仮免許を受け取ります。問題がなければ実際の免許カードが1週間から10日程度で届きます。届いたら内容に間違いがないか確認して終了です。

シアトルのアパート探し

2019年1月は会社が割り当ててくれた仮の住まいがあるのですが、1月末で退去になるのでアパートを探しています。まだ契約は終わっていませんが、だいたいの目星が付いたので探す際のTipsを記します。

不動産屋選び

シアトルに限らずアメリカでは、日本のような複数の管理会社にまたがって不動産を探してくれるような不動産屋はあまり存在せず、自分で大家または管理会社に連絡をして内見の予約をしたり、契約をしたりします。どの物件が空いているかは、インターネット上で検索をするほか、直接住みたいところの近所を回って、「Now Leasing(入居者募集中)」の看板を直接探して連絡をする方法があります。また、REINSのような一箇所ですべてが見れるようなデータベースも存在しません。

私は今回は使っていないのですが、シアトルには希望の条件を伝えると複数の不動産サイトから条件の合う物件を見つけて、車で案内してくれるサービスを提供している業者があります。3時間で450ドル、5時間で650ドルと決して安くはないのですが、日本の仲介手数料を考えるとこんなものでしょうか。内見のアポイントメントを1日にまとめてくれて、車で一気に回れるので効率が良いと聞きました。

 

www.seattleapartmentfinders.com

不動産情報サイト

いくつか種類があって出ている物件は似通っているのですが、大家が自分で投稿するために一部のサイトにしか情報が出ていなかったり、更新が遅かったりするので、複数見比べるのが良いと思います。

Zillow

https://www.zillow.com/seattle-wa/apartments/

見やすさとフィルターの豊富さで、このサイトを一番良く使っていました。情報の網羅性も高いと思います。モバイルアプリも良くできていて、iPad にいれると寝転びながら大きな画面で見れるのが重宝していました。Android のアプリは Google Play の国を US に変更しないとダウンロードできませんでした。

Trulia

https://www.trulia.com/for_rent/Seattle,WA/

掲載物件数は Zillow より少ない気がしていますが、犯罪発生率や通勤時間、デモグラフィックスなどの情報をオーバーレイ表示することができて、地域の情報をより広く知ることができて重宝しました。

Padmapper

https://www.padmapper.com/apartments/seattle-wa

勧めてくる人が多いサイトでしたが、今回はあまり使いませんでした。

Apartments.com

https://www.apartments.com/apartments/seattle-wa/

物件の細かい情報が載っているので、Zillow で検索した物件で、Zillow に載っていない情報を探すときに使ったりしていました。あとここのレビューは結構参考になります。

Craigslist

https://seattle.craigslist.org/d/apts-housing-for-rent/search/apa

あの有名な Craigslist にももちろん不動産情報コーナーがあります。 ただ UI がそんなに使いやすくなく、重複した情報があったりと使い勝手にかけます。掘り出し物があるかもしれないので、どうしても住みたいエリアがあったり、いくつか物件やエリアを絞ったあとで周囲に見逃している物件が無いかを確認するのに使いました。

Google Maps

不動産情報サイトではないのですが、物件の名前や住所を入れるとレビューが出てきたり、細かい場所がわかったりします。周囲の状況をストリートビューで確かめたりできるので便利です。

Yelp

こちらも不動産情報サイトではないのですが、アパートの名前を入れるとレビューが出てくるのでよく確認しましょう。管理会社がイケてないところに引っ越すと後々大変という話を聞きました。

内見の予約の仕方

上記のアパート情報サイトや、物件のwebページで予約できるところも多いですが、一番早いのは電話することです。直接物件の管理事務所(Leasing office)に電話して、アポイントメントを取りましょう。

管理人が常駐しているような物件では、そのまま管理管理事務所を予約無しで訪れて、「入居者募集中の看板を見たんですが今日は見れますか? (I saw the now leasing sign and am wondering if you'd be available for a tour today?)」などと聞くと、特に予約で埋まっているとかでなければすぐ見せてくれます。私は電話が苦手(日本語でも英語でも心理的に苦手です)なので、この方法をよく取りました。もし空いてなくても「明日午後ならいかがですか?」などの提案をしてくれました。

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入居者募集中の看板

物件によっては内見時にIDが必要なことがありますので、パスポートは持ち歩きましょう。

申込みに必要な書類と費用

私が聞いた物件では、パスポートとUS法人のオファーレターがあれば応募できるところばかりでした。海外から来たばかりなのでソーシャルセキュリティ番号(SSN)や運転免許証が無いことはわかっているので、そこは気にされなかったです。また、多少デポジットは余分に取られますがクレジットヒストリーが無いのも致命的ではありませんでした。たぶんこれはシアトルが海外から移住してくる人が多いからだと思います。ある管理人さんも「AmazonFacebook がどんどん海外から人を採用しているから、気にしなくて大丈夫」と言ってました。

実際の申込みはwebまたは書類で行います。申込みの際に手数料(application fee)が必要で、これは入居者一人につき数十ドルというところが多いです。また物件によっては手付金(application deposit)が必要で、これは正式に賃貸契約を結べば敷金に充当されるが、もし申込みをキャンセルした場合には返ってこない性質のお金です。支払いは銀行口座の情報を伝えるか、クレジットカードやデビットカードで払えるところが多いようでした。

日本のように仲介手数料や礼金は通常不要です。敷金は物件によりますが、数百ドルと固定のものから2ヶ月分(first & last month + security deposit)程度のものまでいろいろです。何もなければ退去時に返却されます。日本と比べると安く感じますね。

物件を見るときに着目すること

物件を見るときに着目することは日本と変わらないと思います。一日の違う時間帯に訪問するのはもちろんのこと、ごみ捨てのしかたも物件ごとに違ったりしますので、気になることはどんどん聞きましょう。共用設備についても、予約は必要なのか、別途費用は発生するのかなど確認すると良いと思います。

家賃

家賃を確認するのは当然ですが、日本と大きく違うのは更新時に毎回値上がりすることです。それも数百ドル(数万円相当)値上がりすることも珍しくありません。数年住むのであれば予算ギリギリの物件を探すのではなく、家賃の値上がりも考慮したところにしましょう。

フリーレントなどの条件

特に新築物件に多いのですが、物件がある程度埋まるまでキャンペーン的に「1ヶ月家賃無料」などの特典がつくことがあります。フロアや部屋によって条件が異なったりしますので、賃貸情報サイトにあったからといって安心せずに見学の際に確認しましょう。

私が見た中でユニークだなと思ったのは「モデルルームに使っていた部屋で、家具をそのまま使うか、もしくは6週間のフリーレント」というものでした。また、見学したときに「今から48時間以内に決めてくれれば8週間のフリーレント、その後だと6週間になります」と言われるようなものもありました。

解約条件

日本では入居者の権利が強く、だいたい1ヶ月前ぐらいに解約通告を行うと追加費用無しに出ていくことができますが、アメリカでは契約期間中の退去には追加のお金が発生することが多いです。通告時期にかかわらず手数料として数カ月分の家賃相当が発生したり、次の入居者が決まるまでの家賃を負担したり、そもそも途中解約できなかったりします。賃貸情報サイトには書いていないことが多いので、きちんと確認しましょう。

その代わり契約期間を比較的自由に選ぶことができます。ただし短めの期間を選ぶと家賃が高くなったり、フリーレントなどの特典がつかなくなったりもしますので、そこもよく確認しましょう。

高速インターネットが使えるか

アメリカではDSLやCATVによるインターネットが一般的ですが、シアトルでは光ファイバーが入っている物件がわりとたくさんあります。1 Gbps の接続が使えて評判が良いのは Wave G と Cascadelink の2つのISPです(Cascadelink が Wave に買収されて、今は同じ会社です)。対応している物件一覧がありますので、気になる物件があれば一覧に含まれているか確認しましょう。

 

waveg.wavebroadband.com

www.cascadelink.com

大麻の匂い

ワシントン州大麻が合法ですので、アパートの中で吸っている人がいます。地域によっては通りを歩いていると大麻の香りがしますし、下の階のベランダから匂いがただよってくる場合があったりすると聞きます。あの独特の匂いが苦手な場合は、禁煙の物件かどうかを確認する必要があります。

犯罪発生率

上記のTruliaの他、シアトル警察署が犯罪発生マップを持っていて、過去24時間の911通報が見れますので、時々見ていると犯罪の起こりやすい地域がわかると思います。

www.seattle.gov

基本的には不動産の価格と犯罪発生率は反比例します。通りを一つ隔てただけで雰囲気が全然違うことがあるので、よく確認しましょう。

騒音

シアトルでの最大の騒音発生源は街の中央を南北に横切る I-5 です。これが曲者で、高層アパートになると上層階になっても I-5 側に面していると高速道路の音が聞こえてきて、低層階のほうが静かなことがあるほどです。次にうるさいのは上空を飛ぶ飛行機ですが、これは割とどうしようもありません。あとは交通量の多い道路に直接面していなければ、二重ガラスが多いのでそんなに気にならないと思います。

騒音の大まかな目安は RentLingo のヒートマップで確認することができます。

www.rentlingo.com

 

以上のようなツールを使いながら家を探していくことになります。このブログを書いている時点ではまだ契約に至っていませんので、契約したら続きを書こうと思います。

アメリカでの携帯電話の契約

スマートフォンが便利すぎて、何をするにもスマートフォンがないと難しいようになってしまいました。というわけで、銀行口座よりも真っ先にほしいのが携帯電話の回線だと思います。幸いにして私自身は仕事でずっと使っている Google Fi の回線があったので困らなかったのですが、私のパートナーは日本の回線しか持っていなかったので、アメリカの携帯電話会社と契約する必要がありました。

キャリア

日本ではドコモ、auソフトバンクが代表的なMNOキャリアですが、アメリカでは Verizon, AT&T, T-Mobile, Sprint が代表的なMNOキャリアです。どのキャリアも、通信量無制限プランと、数GBまでの制限があるプランを用意しています。また、日本のような月締めの後払いプランと、プリペイドプランを選ぶことができます。

日本と大きく違うのは、各社無制限プランを推してはいるものの、動画をストリーミングすると強制的に画質が変わるところです。安いプランだと480pのものが多く、上位のプランにすることによってHDまでは再生できたりします。また、一定の通信が発生したあとは速度が低下しますので、日本の感覚であれば制限付きと言えるでしょう。

Verizon

アメリカ最大手の携帯通信キャリアで、最も多くのユーザーと広い通信エリアを持ちます。ドコモのような存在ですね。値段が高い代わりに通信品質も良いと評判です。山にキャンプに行くのが趣味の同僚は、山間部でもつながりやすいことを理由に Verizon を使っています。昔はCDMA2000を使っていましたが、今では4G LTEがほとんどのエリアで利用でき、SIMフリー機をそのまま持ち込んで問題なく使うことができます。

メリット: 最も広い通信エリアを持つ。ほとんどのエリアでLTEが使用可能。

デメリット: 他のキャリアより少し高い。海外ローミングプランが弱い。

www.verizonwireless.com

AT&T

アメリカ第2位の携帯通信キャリアで、 Verizon に次ぐユーザー数と通信エリアを持ちます。実は Verizon と AT&T はもともと同じ会社だったのですが、分割されて今に至っています。一番高い無制限プランを契約すると、HBO や Amazon music などの有料番組を一つオマケでつけてくれるのが特徴です。また、プリペイドプランでもカナダとメキシコでもローミング料がかからずに利用できるので、国境付近に住んでいる人であればメリットが大きいです。

メリット: それなりに広い通信エリアを持つ。Verizon よりは安め。プリペイドプランでもカナダとメキシコで使える。

デメリット: Verizon よりはエリアは狭い。

www.att.com

T-Mobile

T-Mobile は第3位の通信キャリアで、ユーザー数とエリアもVerizon、AT&Tに次ぎます。Google Fi の後側も T-Mobile が一部使われています。無制限プランで Netflix Standard が無料で使え(差額を払うと上位プランも使えます)、海外でも速度は 128kbps ながら追加料金無しで使えるのが大きな特徴です。また、飛行機のうちGogoが提供する機内Wi-Fiとも提携していて、無料で使えます。

メリット: 海外でも遅いながら使えるのは大きなメリット。Netflix を使う人であればさらにお得。

デメリット: Verizon や AT&T よりも少しエリアが狭い。

www.t-mobile.com

Sprint

ソフトバンクが買収したことで日本で一躍有名になりました。アメリカ第4の携帯通信キャリアで、ユーザー数、エリアも上位3キャリアに続きます。エリアが狭い代わりに通信費も安めです。無制限プランだとHuluがついてきて、さらに最上位プランだとAmazon Primeもついてきます。

メリット: 通信費が安い。

デメリット: エリアが狭い。シアトル市内でも圏外になることがあると聞きます。

www.sprint.com

Google Fi

Google が提供している携帯プランで、アメリカ国内では T-Mobile, Sprint, U.S. Cellular の3社を切り替えて使ってくれます。最も大きな特徴は世界170カ国以上で $10/GB で通信ができることで、海外に行って空港に着いた瞬間から手続き無しに普段通りデータ通信ができて非常に便利です。月6GBを超えるとそれ以上はデータ通信量がかかりません。複数人で共有することもできるので、家族で使うとそこそこお得に使えます。

メリット: 世界中ほぼどこでも使える。

デメリット: 通信エリアは Verizon より狭め。6GBまでは少し割高。

fi.google.com

その他

日本と同じようにたくさんのMVNOキャリアが存在し、MVOよりも安いプランを提供しています。

The Best Prepaid Cell Phone Plans (for $60 or less): January 2019

プリペイドかポストペイか

アメリカではプリペイド携帯が日本よりも広く使われていて、クレジットチェック(信用情報の確認)無しに簡単に契約することができます。プリペイドでは本体を通常一括で購入する必要がありますが、私のようにアメリカ国内での信用情報がなく、分割を組めない人にとっては非常に良いプランになります。

ポストペイのプランを渡米後間もなく契約しようとすると、多額のデポジット($200-$500程度)を要求されます。これは1年間支払いに問題がないと返金されますが、何かと物入りのときには痛い出費でしょう。

また、ポストペイの場合はデータの繰越ができたり、家族間でデータ容量の共有ができたりしますが、無制限でない場合は少し割高のように思います。プリペイドは毎月払いきりです。

2年契約って無いの?

本体を一括で購入していれば2年契約はありません。いつでもプランの変更やキャリアの変更が可能です。また、Verizon や T-mobile では2年契約での割引がそもそもありません。その代わり毎月の費用が安くなっています。

引っ越したばかりでクレジットスコアが無い場合は2年契約は難しいので、こちらのほうがありがたいとも言えます。

本体の購入方法

キャリアから購入することも可能ですし、街中の電気店Apple StoreGoogle Storeなどから購入できます。値段は変わらないので、SIMフリーなものを直接購入したほうが何かと便利だと思います。

キャリアで購入する場合は、下取りなどのキャンペーンを適用すると少し安くなることがあります。私たちは Apple Store で本体を購入しました。

日本で使っていた端末であってもSIMロックされていなければ、最近のほとんどの機種はアメリカでそのまま使うことができると思います。

実際の購入の流れ

まず本体を購入しに、Bellevue Square にある Apple Store に行きました。

goo.gl

そこで一括で、SIMフリーiPhone XS を購入しました。その袋を持って、そのまま同じショッピングモールにある Verizon のお店に行きます。

goo.gl

そこで、携帯を買ってきたので新しくプリペイドの契約をしたいと申し出ると、店員さんが手際よく申し込みを受け付けてくれました。全部で15分もかからなかったと思います。必要だったものは新しい携帯(特にIMEIが必要です)とクレジットカードで、身分証明書も不要でした。

契約したプランは、プリペイドの 8GB プランで毎月50ドルです。AutoPay という自動支払いのオプションを有効にすると、2ヶ月目からは45ドルになります。これで国内、カナダ、メキシコへの無制限通話とSMS、テザリングオプションが付いてきます。アメリカ国内でしか使わないのであればそこそこリーズナブルだと思います。

残念ながら Verizon のプリペイドプランは、2019年1月現在 eSIM に対応していないので、物理SIMをもらいました。こちらを eSIM にできると、日本の SIM カードと共存できて便利なのですが。

Bellevue Square は車で行けて、屋根のあるところで複数の手続きが完了するのでとても便利でした。

今回は通信エリア優先で試しに Verizon で契約しましたが、月単位で契約変更が可能なので、もし海外で使えないことが不便であれば他のキャリアに乗り換えようかなと思っています。

シアトルの年末年始

年末年始の様子は東京とシアトルではかなり違いました。東京だとクリスマスが終わったらお正月モードになり、正月飾りが街にあふれますよね。また、年が明けると初売りはかなり大きなイベントになります。細々とした用事は年末に済まし、年明けは少なくとも三が日はゆっくりしたい… というのが日本の年末年始ではないでしょうか。

私はシアトルに12月30日に到着したので、クリスマスの休暇は終わっていて、年末年始をこれから過ごすところでした。いろんな手続きがあるのに、いろいろ閉まっていたらどうしようと悩んでいましたが、それはあまり心配しなくて良さそうでした。

シアトル(おそらくアメリカ全般)ではクリスマス前後の休暇が一番大きなイベントで、年始に初売りを楽しんだり、年明けに休暇を取るような習慣はあまりなさそうでした。

年末年始休暇

アメリカではクリスマスから年末にかけてのホリデーシーズンは多くの人が休みますが、お正月を日本のように初詣に行ったり、年が明けてから長めの休暇を取るという習慣はあまりなさそうです。何もなければ1月2日から働く人が多いです。

私の会社では主に年末に有給を取る人はたくさんいて、12月の中旬ごろからどんどん人が減っていきます。そのほかでも、サービス業を除く多くの人がクリスマスからそのまま年明けまで休みをつなげるようです。

役所の閉鎖日

多くの役所は連邦の休日だけ閉鎖されます。したがって、12月31日は営業していて、1月1日だけ休業する、という感じです。例えばワシントン州の免許センター(DOL)は、クリスマス(12月25日)と元日(1月1日)だけがお休みです。

WA State Licensing (DOL) Official Site: Driver licensing office holiday hours

社会保険番号の申請でお世話になるSSAも同じでした。

2019 Holiday Closings of Social Security Offices | Social Security Administration

ただし、日本の領事館は日本の祝日に一部準じているところがありますので、12月30日から1月3日まで日本と同じような年末年始休暇があります。

総領事館案内 : 在シアトル日本国総領事館

金融期間の休業日

銀行も役所と同じく、連邦の休日に休むだけのようです。ですので、クリスマスと元日以外は通常通り利用できます。

証券取引所(NYSEなど)も同じです。日本の東証が12月31日から1月3日まで4日間休業するのと比べると短く感じますね。

買い物事情

大きなスーパーは無休で営業しているようです。Trader Joe's、Safeway、Whole Foodsなどの生鮮食品を扱うスーパーも、多少営業時間の短縮はあるようですが、12月31日も1月1日も休まず営業していました。日本のような24時間営業のコンビニは少ないですが、買い物には困りませんでした。日系スーパーのUwajimayaも開いていたようです。ただしクリスマスはほとんどのお店が閉まります。

ただ年末年始に働いているのはあんまりテンションが上がる感じではなさそうで、レジの人が「早く帰りたい」「わかる。シフトあとどれぐらい?」「45分」みたいに雑談しながら働いていました。いつもかもしれませんけど。

デパートのNordstromも、1月1日は短縮営業ながら開館していました。こちらもクリスマスは閉館です。

飲食店事情

チェーンでない飲食店は、1月1日は半分ぐらいのお店が閉店していました。チェーンは年中無休でやっているところが多そうでした。12月31日から閉店しているお店も中にはありましたが、休みは1日だけ、というところの方が多そうでした。

カウントダウンイベント

シアトルでカウントダウンというと、スペースニードルの花火が有名です。気づいたときにはチケットが早々に売り切れていましたので、家でテレビ中継を見ていました。花火だけではなくてコンサートもあったり、結構大きなイベントのようです。

 

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その他市内各地でイベントがあるようです。

 

www.tripsavvy.com

 

まとめ

日本から働いていると、アメリカの人は年末に早めに休暇に入るなぁと思う人も多いかと思いますが、実は年明け1月2日から働いているので、日本からは働いている日が見えづらいだけなんだと思います。役所や金融機関が1日しか休まないのは、休暇に備えて特段の準備をしなくていいのでとても楽だと思いました。

スーパーや飲食店は思ったより開いている印象でした。飲食店や商店も休むのはクリスマスで、お正月は開けているところが多そうです。イベントもたくさんあるし、日本のお正月休みにシアトルはいかがですか?

ソーシャルセキュリティ番号(SSN)の取得

就労目的でアメリカに入国したら、何はともあれまずソーシャルセキュリティ番号(Social Security Number, SSN)を取得する必要があります。これを会社に提出しないと福利厚生や社会保障がフルに適用されません。信用情報を構築して、アパートを借りるのにも、クレジットカードを作ったりローンを組んだりするのにも必要です。

Social Security Administration オフィス

SSN は Social Security Administration (SSA) のオフィスで取得します。シアトル市内には2箇所ありました。

Seattle Downtown オフィス

University Street 駅とPioneer Street 駅の間、2nd Ave 沿いにあり、公共交通機関でアクセスしやすく、車がない場合は第一候補になると思います。

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Seattle North オフィス

Aurora Ave と N 135th St の交差点付近にあります。RapidRide E の停留所が近くにありますが、ダウンタウンからは結構かかります。駐車場がありますので、車を持っている場合は楽だと思います。Downtown より空いてそうだったので、私はこっちを選びました。

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その他

Bellevue や Burien にもオフィスはあります。最寄りのオフィスはSSAのページから郵便番号を入れると検索できます。

secure.ssa.gov

定休日

土日と、連邦の祝日はお休みです。なんと12月31日は祝日ではないので営業していました。年始も1月2日から営業しています。営業時間は上記の Office Locator から確認して出かけましょう。12月31日は混雑が少ないだろうと思って行ったらビンゴでした。

必要書類

L-1 ビザ取得者(その他、就労可能な非移民ビザ取得者)がSSNを取得するのに必要な書類は以下の2つです。

  • 記入済みの申請書SS-5
  • ビザの貼られた有効なパスポート
  • I-94をプリントしたもの

SS-5 はSSAのWebからPDFがダウンロードできます。Adobe Readerでそのまま記入できるようになっているので、パソコンでタイプして印刷すると楽でしょう。サインだけは手書きで入れる必要があります。

記入内容は単純で、素直に入れていけば大丈夫です。3番の出生地は、"(市町村名), Japan" と入れて、都道府県名は抜かしました。5番は"Legal Alien Allowed To Work" をチェックします。9番と10番はAの名前だけ書いてBは空白にしました。16番の住所は、まだ定住先が決まらないので勤務先オフィスの住所を書きました。17番のサインは印刷したあとに手書きします。

SSAオフィスに着いたら

オフィスに入ったらまず手荷物検査があります。その間に受付のタッチパネルで番号を発行するように言われますので、Social Security Cardの申請ということで受付を行います。手荷物検査が終わったら自分の番号が呼ばれるまで待ちます。

私の場合はお昼の1時すぎに行って、自分の前に1人だけでした。

番号を呼ばれたら窓口に行って、SSNを申請したい旨を伝え、必要書類を提出します。その後面接があります。「英語での面接で良いか」と質問され、はいと言うと英語で面接が行われます。その後、虚偽の答えは犯罪行為であるので正確に答えるようにという確認がなされ、過去にSSNを取得したことがないかなどのいくつか確認が行われます。

面接が終わったら申請受付の確認票をもらって完了です。

待ち時間が10分程度、申請が10分程度で、受付から20分以内に申請が完了しました。混雑しているときは数時間待つことになるという声があります。

申請後

オフィサーには、通常申請後2〜4週間で郵便でカードが届く、1ヶ月経っても音沙汰がない場合には連絡するように言われました。その際、申請したオフィスが担当となるので、DowntownオフィスではなくNorthオフィスに電話するように言われました。

なお入国直後はデータベースに入国した情報が反映されておらず、すぐに発行手続きに移れないそうです。入国後しばらくして、情報が反映されてから行ったほうがトータルで早い場合もあると聞きましたが、年明けまで待つのが嫌なのと、年末のほうが空いてそうだったので、すぐに申請しました。

なお特に社会保障や Medicaid を受給していない場合は住所変更の手続きは不要のようです。私の場合は現在は一時滞在先に住んでいて、アパートが見つかったら転居するので二度手間にならずにすみます。